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「メカトロ講座」は,茶運び人形の開発をテーマに,一連の作業を疑似体験することで,メカトロ機器の開発手法を体得できるように狙った企画です。補習編では「回路図は怖くない」をモットーに,概念設計編や詳細設計編で紹介してきた回路図の一部を取り上げ,回路図の基本的な見方について解説します。

 本コラムでは,これまでの「概念設計編」「詳細設計編」を通じて,茶運び人形の開発をテーマにメカトロ機器の開発手法を紹介してきた。今回から開始する「補習編」では,それらの中で十分に解説できなかった電気回路の基本について取り上げていく。

 まず,最初の数回で題材とするのが,詳細設計編の第7回(2008年10月号)で紹介した超音波センサの電気回路である。同回路は,図のような超音波センサによる距離測定部を構成するもの。メカトロ機器の目として十分に活用可能なものだ。回路中には,抵抗器,コンデンサ,スイッチ,ダイオード,オペアンプ,ICなど,アナログ回路を理解する上で押さえておきたい数々の要素部品が詰まっている。今回は,この回路に登場する要素部品のうち,とりわけ基本となるものについて,その基礎知識を解説する。

〔以下,日経ものづくり2009年10月号に掲載〕

図●超音波センサを使った距離計の構成図
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大畠 覚(おおはた・さとし)
ラグビーセンサ 社長
専門分野はセンサ応用製品のシステム開発,組み込み機器の開発。東芝にてMEMS(Micro Electro Mechanical Systems),計測機器,防犯カメラシステム商品の開発に従事していたという経歴を持つ。