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 日産自動車は2009年8月、「先進技術説明会」を開催した。注目は、2010年に発売する電気自動車「リーフ」のプラットフォーム、2010年に発売予定の次期「マーチ」など小型車に搭載されると見られる技術、2009年秋発売の次期「フーガ」の搭載技術の三つだ。

 電気自動車については、リーフのプラットフォームと、それに「ティーダ」のアッパーボディを被せた実験車両「EV-11/12」を公開し、実験車両を試乗させた。技術の詳細はp.44の特集に詳しいが、車格からは想像できない排気量3.0Lクラス並みの加速性能が印象的だった。
 次期マーチに搭載されると見られる技術では、副変速機付きのCVT(無段変速機)、3気筒の新エンジン、同エンジンに採用される可能性が高い「デュアルインジェクター」が展示された。
 エンジンの仕様は発表していないが、CVTと組み合わせて初期型のプロトタイプが置かれていた(図)。排気量は1.0Lクラスと予想でき、CVTと並べてもその全長の短さが分かる。

以下,『日経Automotive Technology』2009年11月号に掲載
図 新型3気筒エンジンと副変速機付きCVT
CVTは減速比1.8の遊星歯車式副変速機をドリブンプーリ側に設けている。CVTによる燃費改善目標は10%。