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 トヨタ自動車はレクサスブランド初のハイブリッド専用車「HS250h」を発売した(図)。発売からの約1カ月間で累計1万台と、月販目標台数の20倍を受注した。目標台数が少ないこともあるのだが、倍率だけを見ると「プリウス」を超える人気車種になった。トヨタ社内でも「ハイブリッド車の中でプリウスが独り勝ち」という人気の偏りは問題になっているようで、バランスの取れたラインアップの構築に向けて第一歩を踏み出した。

 排気量2.4Lの直列4気筒エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせ、10・15モード燃費は23.0km/L。4ドアセダンの5人乗りで2輪駆動車のみ、価格は395万~535万円。
 プリウスと同じ新MC(ミディアム・コンパクト)プラットフォームを採用し、ホイールベースも2700mmと同じ。それで約2倍の価格設定をするため、差異化には力を入れた。
 前後のサブフレームはプリウスが車体に剛結するのに対し、防振ゴムを介して結合する。後部サスペンションはプリウスのトーションビームに対してダブルウィッシュボーンだ。全長4700×全幅1785×全高1505mmで、「プリウス」より240mm長く、幅は40mm広い。生産はトヨタ自動車九州の宮田工場。

以下,『日経Automotive Technology』2009年11月号に掲載
図 「レクサスHS250h」
レクサス初のハイブリッド専用車だ。