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 日経BP社が開催した「AT International 2009(7月15~17日、パシフィコ横浜)」は「エレクトロニクス技術が未来のクルマを創る」を主題とした、エンジニアのための展示会/フォーラム。このうち展示会場には、電力供給などの強電分野を筆頭に、蓄電、センサ、開発ツールなどの技術が並び、3日間で2万人を超える来場者を集めた。

図 電気自動車試乗会の整理券を求める来場者の列
手前はゼロスポーツの「エレクシードRS」。

 展示会場には電気自動車(EV)のほか、ハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、アイドリングストップ機能を搭載した車、クリーンディーゼル車など各社の次世代車が並んだ。そのうち三菱自動車工業のEV「i-MiEV」、電動二輪車「セグウェイ」、東京都市大学が試作した水素燃料エンジンバスの三つは試乗できた(図)。「クルマとIT最前線」「設計・開発支援パートナーパビリオン」「EV&充電インフラ展示ゾーン」「電池パビリオン」「MATLABパートナーパビリオン」。「学校・研究室成果発表コーナー」などのコーナーが特徴を競った。
 会場で多くの来場者を集めたのが昭和飛行機工業のブース。電磁誘導式の非接触給電システムを披露した。コイルとコイルの間を60cm離した状態で、1kW分の白熱電球を点灯させて見せた。
 コイルの大きさは1次側、2次側ともに50cm角で厚さが5cm程度。これまでの電磁誘導方式でも10cm程度の間隔で電力を供給できたが、水平方向の位置ずれに弱い、異物が間に侵入した時に加熱してしまうなどの問題があり、実用化は難しかった。

以下,『日経Automotive Technology』2009年11月号に掲載