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 大和化成工業は、自動車に使う樹脂部品のメーカーでありながら射出成形機を内製している。2回に分けて射出することによって型締め力を80%低減できる“時差射出”を開発した。自社の生産ラインで使い、その分設備費、運転費を安くして製品のコストダウンにつなげた。(本誌)

 当社は、自動車に使うベルトクランプ、クリップ、プロテクタなどの樹脂部品を製造するメーカーである(図)。以前から射出成形機を内製している。市販の汎用成形機では、型の大きさと型締め力のバランスなどが、当社の製品に合わないためである。成形機メーカーが部品成形メーカーを兼ねている例は聞いたことがあるが、成形機を内製する樹脂部品メーカーは日本ではほかに例がないだろう。汎用成形機を買ってくるメーカーに対して価格競争力があると自負している。なお、こうした業態であるため、成形機の外販は考えていない。

以下,『日経Automotive Technology』2009年11月号に掲載
図 小型の製品
配線、配管を固定するクランプだ。