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「CELL レグザ」の心臓部

 「テレビの概念を変える」─。 東芝 デジタルメディアネットワーク社 社長の大角正明氏は2009年10月5日,マイクロプロセサに初めて「Cell Broadband Engine(以下Cell)」を搭載する55型の液晶テレビ「CELL レグザ 55X1」を,こう意気込んで披露した。搭載するCellは,浮動小数点演算能力が200GFLOPSであり,現行のテレビに搭載するLSIの143倍と高い。この膨大な処理能力をCELL レグザはどう生かしたのか。東芝は,「超解像処理による画質強化と,地上デジタル放送を同時に8番組,録画/再生する機能は,Cellなくしてはできない」とする。

 今回,入力信号の解像度を超えた出力映像を作り出す超解像技術はすべてCell上で処理される。従来品に導入済みの「再構成型」に加えて,「自己合同性型」と呼ぶ処理を追加した。

『日経エレクトロニクス』2009年10月19日号より一部掲載


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