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 協和機設は,液体中にマイクロナノバブルと呼ばれる極めて微小な気泡を生成する技術を持つ。マイクロバブルとナノバブルの区分けに明確な基準はないが,一般に粒径が数百nm以下の気泡をナノバブルといい,粒径がやや大きく数十μm程度までの気泡をマイクロバブルという。

 同社の気泡生成装置「BUVITAS」は,生成過程でこれらの気泡が混合状態になるため,マイクロナノバブル生成装置としている。同装置は,水(井戸水や海水にも対応)や,粘度の低い鉱物油などに,大気,酸素,窒素,オゾン,水素など多様な気体のマイクロナノバブルを含ませることができる。ただし,マイクロバブルの方は10分以内にほぼ全数がはじけて消滅するので,実際にはナノバブルだけを利用している。例えば,水中に酸素のナノバブルを分散させると洗浄力が大幅に高まる。これは,樹脂製品の洗浄や業務用トイレの清掃などに,既に使われている。

〔以下,日経ものづくり2009年11月号に掲載〕

マイクロナノバブル生成の様子
電源を入れて約1分が経過すると,マイクロバブルにより水槽内全体が白濁する(a)。電源を切って2~3分経過すると水槽の下の方から透明になり始める(b)。マイクロバブルが消滅するためだ。ナノバブルは帯電しているので長時間消えないが,肉眼では見えない。