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 デザインというものの凄さは,そこにあるだけで「創った人の思い」「それを世に問う企業の社会に対する思い」,さらには「その商品が創られた国の国民性」までも,見る人に対して無言で語り掛ける力があることだ。

 高齢化社会を迎え,ユニヴァーサル・デザイン(誰もが使いやすい商品デザイン)がどの国においても大事になっているが,今,この視点で見た商品の実力では日本が世界をリードしているのではないか。

〔以下,日経ものづくり2009年11月号に掲載〕

戸田一雄(とだ・かずお)
文化学院 理事長・校長(元松下電器産業 副社長)
1941年生まれ。1964年,松下電器産業(現パナソニック)に入社。2003年に同社副社長に就任し,商品のユニヴァーサル・デザインを推進。2006年に松下国内マーケティング大学学長。2007年7月から文化学院校長(2008年11月から理事長も兼務)。