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チップ全体で512個の演算コアを搭載

 米Apple Inc.が「OpenCL」対応の新OS「Snow Leopard」を2009年8月に発売するなど,GPUの高い浮動小数点演算性能をグラフィックス処理以外の演算に利用しようという「GPGPU」の導入機運が高まっている。こうした中,「MacBook Air」や「MacBook」などApple社の各製品にもGPUを供給する最大手ベンダーである米NVIDIA Corp.が,GPGPUのプログラミングのハードルを下げるための施策に乗りだした。2009年9月末~10月に米国で開催したイベントで,NVIDIA社のGPUの次世代アーキテクチャ「Fermi」(開発コード名)を発表した。今後,「GeForce」や「Quadro」「Tesla」といった同社のGPUシリーズの基盤となる。

複雑だったメモリ階層を洗練

 プログラミングの容易性向上のために,FermiではGPUのメモリ階層を一新し,GPUとして初めて本格的なキャッシュ機構を導入した。さらにグラフィックス・メモリやスクラッチ・パッドなどメモリ階層ごとに独立だったアドレス空間を統一し,C++言語に対応させた。

『日経エレクトロニクス』2009年11月2日号より一部掲載

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