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課題を克服し始めた電子ペーパー
カラー表示ができない,動画が表示できない,紙のように軽くない・曲がらない,といった課題への対応を図った電子ペーパーが相次いで登場し始めた。図に示したのは,その一例である。

 カラー表示が可能な電子ペーパーが,2010年以降に相次ぎ市場に登場する。例えば,ブリヂストンは同年春,関西アーバン銀行向けにカラー電子ペーパー端末の試験運用を始める。この端末に搭載するのは,ブリヂストンが開発する「電子粉流体」を用いた電子ペーパー。4096色表示でA4判大(13.1型)である。

 電子ペーパー最大手の米E Ink Corp.を買収予定の台湾Prime View International Co., Ltd(. PVI社)も,2010年6月ごろにカラー電子ペーパーの出荷を始める計画である。両社は2009年10月末に開催された「FPD International 2009」において,9.7型や6型のカラー電子ペーパーを披露した。このほか,電子ペーパー第2位の米SiPix Imaging Inc.を買収した台湾AU Optronics Corp(. AUO社)は,2011年初頭にカラー電子ペーパーの出荷を開始する方針である。

『日経エレクトロニクス』2009年11月16日号より一部掲載

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