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 日本のデバイス・メーカーは,2008年秋のリーマン・ショックに端を発する大不況の影響をまともに受けた。不況以前から続く業績低迷と相まって,「もはや復活の見込みはない」と断言する業界関係者も少なくない。だが,「存亡の危機」を「飛躍の契機」に変えるチャンスが生まれた。この不況で顕在化した世界のさまざまな潮流の変化は,日本メーカーに苦境からの突破口を与えうるものだ。新たな価値観の登場,新興国市場の台頭,アプリケーションの変革。これらの変化を利用して攻勢へ転じること。これが,日本のデバイス産業復活への最後の機会となる。