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 プロマテリアル(本社東京)は,工場などの廃熱/排熱を利用するスターリング・エンジン発電機「PM300C」を発売する(図)。1台当たりの発電出力は最大0.3kWと小さく,外形寸法は幅330×高さ430×奥行き145mm,質量が13kgと小型軽量な点が特徴だ。作動ガスの封入圧も0.8MPa程度と低いため,高圧ガス保安法の対象とならず導入しやすい。廃熱/排熱の量やシステムの規模に合わせて複数台を設置し,工場の省電力化を図るような使い方を想定している。量産時の価格は,1台15万円。発電効率は約18%で,24時間稼働させれば,4~5年で初期投資を回収できるとしている。

 既に2009年内に20台の受注が決まっているという。工場の廃熱発電だけではなく,船舶のディーゼルエンジンの排熱利用,木材やおがくずなどを燃やす小型のバイオマス発電としての利用も想定している。2010年に数百台を出荷する計画で,2011年には量産化したいとしている。

〔以下,日経ものづくり2009年12月号に掲載〕

図●プロマテリアルが発売する小型のスターリング・エンジン
質量13kgで,最大出力0. 3kWの小型エンジン。作動ガスにはヘリウムを採用している。