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 コンピュータ上でさまざまな物理現象を検証するCAE(数値シミュレーション)は,開発プロセスの効率化を支援する手段として広く認知されている。その概念やツールの登場は決して新しいものではないが,実際のものづくりの現場における活用には,まだまだ拡大の余地がある。

 「業務の中でCAEを活用する機会は増えていくと思うか」という問いに対して,「大幅に増えていく」が52.2%,「少しだけ増えていく」が29.7%と,8割を超える回答者がCAEの活用機会が増えていくと考えている(Q1)。減少傾向とみる人が極めて少ないことを考え合わせると,CAEをさらに活用する余地はかなり大きい。

 それでは,CAE活用は今後,どのような方向・分野で広がっていきそうなのか──。以下,CAE活用の状況やCAEに対する技術者の意識などからその傾向を探ってみよう。

〔以下,日経ものづくり2009年12月号に掲載〕