PR

 湖北精工は,特注の自動化機械の設計・製作を手掛ける。自動車タイヤ用の全長100mを超す大型設備から,食品容器や繊維雑貨の袋詰め機械まで,取り扱う設備は多岐にわたる。中でもカップめんや飲み物の容器,ボトルキャップ向けの印刷機械の製作を得意とし,自社製の標準機を基本に顧客仕様に合った特注機械を造る。「カップ印刷の国内シェアは90%以上」と,同社社長の小川孝史氏は胸を張る。

 曲面カップ印刷の標準機は,樹脂や紙製容器をマンドレル(芯金)にかぶせ,インキを含んだゴム製のブランケット(転写胴)に容器の側面を回転させながら押し付けて転写する機械。マンドレルの形状の工夫とブランケットに当たるときの圧力の調整によって,印刷対象の容器を瞬間的に転写しやすい円筒形などに変形させる。これによって,上下の径が違う容器でもきれいに印刷できる。直径65~120mm,高さ50~120mmのカップの印刷が可能だ。

〔以下,日経ものづくり2010年1月号に掲載〕

カップ印刷機の排出機構
印刷後のカップをコンベヤで搬送し,計数スクリュでカウントして,一定数を箱詰めする。