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 2009年11月30日~12月2日に京都で開催された「第50回電池討論会」は、国内外から2000人を超える電池技術者が結集し、過去最大規模となった。最も注目を集めたのが、自動車メーカーであるトヨタ自動車が9件、日産自動車が8件と、次世代電池について多数講演したことである(表)。

 今回の電池討論会では、トヨタが、基礎研究に立ち返って粒子と粒子、電極と電解液といった界面の反応を解明することで、Liイオン2次電池の新規材料や全固体電池、Li空気電池などの開発につなげたいという姿勢を示した。一方、日産は8件の発表のうち7件が新エネルギー・産業技術総合開発機構のプロジェクト「次世代自動車用高性能蓄電システム技術開発」のもの。同プロジェクトでは250Wh/kg以上の単セルの作製を目指しており、日産は、高容量化を期待できる正極材料と負極材料について発表した。

以下,『日経Automotive Technology』2010年3月号に掲載
表 トヨタ自動車と日産自動車の2次電池に関する講演内容