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日産自動車ゼロエミッション事業本部ものづくり・クオリティー本部車両開発主管 門田英稔氏
電気自動車「リーフ」の車両開発の責任者。日産自動車における電気自動車開発の初期から携わってきた。

 日産自動車は2009年8月2日、2010年度の後半に日米欧で発売を予定する新型電気自動車(EV)「リーフ」を、横浜グローバル本社のオープニングセレモニーで発表した。2009年11月5日には、発売へ向けて先行予約希望者の登録を開始している。
 すでに2009年夏、富士重工業と三菱自動車工業が相次いで既存の軽自動車を基にしたEVの法人向け販売を始めている。しかし日産リーフは二つの点で、先行する2社と大きく異なる。一つはリーフがEV専用に開発された小型車であること。もう一つは当初から一般消費者を視野に発売し、生産規模も5万台と、先行2社の数百台~数千台に対して、文字通りけた違いに多いことである。
 日産社長のCarlos Ghosnは発表セレモニーで「世界の人々が間違いなくエキサイティングに感じる新しい時代に向けた最初の一歩である」と述べた。
 この日産リーフの車両開発責任者(CVE:チーフ・ヴィークル・エンジニア)を務めるのが門田英稔である。門田とEVの出会いは古く、1990年秋に米国カリフォルニア州で可決されたZEV(Zero Emission Vehicle)法に対応すべく、日産がEV開発に取り組み始めたときにさかのぼる。
 「その時は、なんで自分が…と思いました。それくらい唐突な異動でした」

以下,『日経Automotive Technology』2010年3月号に掲載