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 上の図を見ていただきたい。1~5は、いずれもディスクブレーキを図示したものだ。円盤状の金属板(ディスク)を2枚のパッドによって挟み込むことで、金属板とパッドの間に摩擦力を発生させる。この5つの図、原理は同じだが、パッドの動かし方や、部品の構成にそれぞれ違いがある。左側の2つはパッドを開いたり閉じたりする方法が、右側の3つはパッド、ディスク、アクチュエータの数が異なっている。ブレーキは、安全上最も重要な機能を提供する部品。ブレーキが動作不能とならないよう、信頼性を高める工夫は不可欠だ。さて、図示した5種類のブレーキの構造を比較して、安全性の観点からどのような違いがあるのかを考えてほしい。

〔以下,日経ものづくり2010年4月号に掲載〕