【調査テーマ:戦略的購買・調達活動の実態】
グローバルでの厳しい価格競争が繰り広げられる中、原価低減に直結する調達・購買の見直しがますます重要になってきた。購買・調達品の選定に当たっては、性能や品質、納期、供給の安定性、与信などさまざまな条件を検討した上で、何をどこから買うのかを見極める。そのためには、製品開発部門や製造部門などの現場と、購買・調達部門との連携が欠かせない。サプライヤーとの連携も必要だ。ところが、現実にはそうした連携は実現できておらず、調達・購買に不満を抱えている現場が多い。(吉田 勝)
自社の購買・調達について「あまり満足していない」「満足していない」が合わせて60.7%に達する「。満足している「」まあまあ満足している」のは、合わせても21.9%しかない。多くが自社の購買・調達活動に何らかの不満を持っている。
〔以下、日経ものづくり2013年11月号に掲載〕