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【めぐりズム】花王(アイマスク×蒸しタオル)

いつでもどこでも「蒸しタオル」
発案者の下に多様な技術が大集結

 背もたれの高いイスを倒して横たわっていると、そこに湯気の立ち上がるホカホカの蒸しタオルが運ばれてきて、顔の上に載せられる。「あ~ぁ、気持ちいい」。男性なら床屋で、女性なら美容院やエステで1度は経験したことのある、あの心地良さである。それを「いつでもどこでも手軽に味わえるように」と花王が開発したのが、蒸気で目や肩を温めてリラックス効果を高める使い捨て薄型シート「めぐりズム」だ(図1)。2005年に肩に貼る温熱シートタイプ、2007年にアイマスクタイプを発売。その後もアロマタイプなど商品ラインアップを増やし、アイマスクだけで累計1億7400万枚(2013年11月末時点、5枚/10枚入りパッケージの個数としては2500万個)を売り上げる大ヒットを飛ばしている。

 めぐりズムの使い勝手は至ってシンプルだ。袋から不織布などで出来たシートを取り出し、アイマスクなら目に装着、温熱シートなら肩や腰などに貼るだけ。すると、シートが数秒で温まり、約40℃の温熱状態を一定時間(約10分~8時間、商品タイプによって異なる)、持続する。

 この使い勝手は使い捨てカイロとそれほど変わらないとも言えるが、その使用感はまるで異なる。まず、めぐりズムはシートが薄くしなやかであるため、目や肩にフィットしやすい。併せて、温熱状態の間はシートの肌側の面から目に見えない蒸気が出ている。このフィット感と蒸気が、蒸しタオルのようなじんわりとした温かみを演出するのだ。


〔以下、日経ものづくり2014年1月号に掲載〕

図1●めぐりズムの商品展開
図1●めぐりズムの商品展開
2005年に肩に貼るタイプの温熱シート(右上)を発売し、2007年にアイマスクタイプ(中上)を発売した。その後、ラベンダーやゆずの香りを付加したタイプ(左上)や、睡眠前の利用に向けたタイプ(右下)、メントールを配合して日中のすっきり感を高めるタイプ(左下)なども発売し、商品展開の幅を広げている。