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最先端の半導体技術が発表される国際学会「ISSCC(IEEE International Solid-State Circuits Conference)2005」が,2005年2月6日~10日に米国カリフォルニア州サンフランシスコ市で開催される。今回は,いずれも5件以上の論文が採択された,「Cell」と「Itanium」の2つのマイクロプロセサに関連した発表に関心が集まりそうだ。全体の傾向としてはアジア勢の活躍が目立つ。以前から採択論文数が多かった日本と韓国を追うように,今回は台湾からの論文数が急増した。中国からも初めて論文が採択されるなど,半導体の開発において,アジア新興勢力の台頭が著しいことを物語る。

 「演算量がとても多いHDTV映像のH.264による符号化処理をリアルタイムで,しかも1チップで行うとは…」ISSCCアジア地区委員の一人である,東芝 セミコンダクター社SoC研究開発センター モバイル&コミュニケーションSoC技術開発部 主査の高橋真史氏がこう言って舌を巻くのが,台湾National Taiwan Universityと複数企業の技術者による共同発表「A 1.3TOPS H.264/AVC Single-Chip Encoder for HDTV Applications」(講演番号7.1)である。