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 日本の半導体業界が,特許を資産と認識し始めた。その証拠に,日本企業が原告となる特許侵害訴訟が頻発している。

年間10億米ドル超の特許収入を利用
 そこで今回は,半導体事業に好循環をもたらす保有特許の活用方法について提案する。参考になるのは,米IBM Corp.の特許戦略である。

 同社のライセンス収入はこの数年は毎年10億米ドル以上あり,2003年は11億6800万米ドルだった。この金額は,同社が特許訴訟に勝って得たカネではない。また,IBMが独占的に自らの技術を囲い込むことによって,製品の売上高を伸ばし,ライセンス料を増やしているわけでもない。同社が,自らの知的財産権を活用するために多面的に努力している点を見過ごしてはいけない。