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 5年前に始まった「ゴーン革命」のもと,快進撃を続けてきた日産自動車が,よもやの鋼材不足で手痛い目に遭っている。必要な自動車用鋼材を調達できず,2004年12月上旬の2万5000台分に続いて2005年3月にも工場の操業を臨時停止する。2005年分は1万5000台と量的にはたいしたことはないが,2度にわたる調整となると問題はかなり深刻である。鋼材不足はスズキにも減産という打撃を及ぼしているが,今のところトヨタ自動車,本田技研工業などライバル大手には問題が生じていない。とすれば日産が生産停止に追い込まれるのは資材調達システムに問題があるからと言わざるを得ない。