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 1月11日,青色LED訴訟が,和解という形で幕を閉じた。中村修二氏が,勤務先だった日亜化学工業から,発明対価として6億857万円,遅延損害金として2億3534万円の計8億4391万円を受け取るという内容で決着したのである。今回の和解では,争点となった404特許(特許番号:第2628404号)だけではなく,中村氏がかかわったすべての発明とノウハウが和解金額の対象となった。発明者が起こした訴訟としては,最高額での和解となる。

 この事件を振り返って,エンジニアとして学ぶべき点,そして,われわれが振り回されるべきではない今回の和解に固有の事情について整理していく。