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 HDTV(high definition television)放送とブロードバンドの映像コンテンツを録画して,いつでもどこでも自由自在に楽しむ。このような近未来のライフ・スタイルが,2005年1月に米国ラスベガスで開かれた「2005 International CES」に見えた。こうしたライフ・スタイルの実現に向けて,フラットパネル・ディスプレイ(FPD)はHDTV対応を核にした超大画面化と高画質化を加速させていくことになる。

HDTVとブロードバンド,家庭用機器が具体化
 今回のCESのキー・ワードの一つはHDTVだった。「HDTVを宣伝する機会はこのCESしかない。来年のCESでは手遅れだ」と,ソニーの米国法人であるSony Electronics Inc.のPresident&Chief Operating Officerの小宮山英樹氏は語った。同社は2004年秋にHDTV対応の液晶リア・プロジェクション・テレビ「Grand WEGA」で大攻勢を掛け,「10月にはリアプロ・テレビ市場でシェア50%をわれわれが獲得した」(同氏)と言う。今回のCESの展示でも,同社は徹底的にHDTVにフォーカスしていた。2006年にはHDTVが標準になり差異化手段にはならなくなるため,HDTVキャンペーンを実施するのは今しかないというわけである。