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次世代のエコカーの本命は、本当に燃料電池車なのか。こんな疑問を呈する向きが出てきた。その背景には、電池技術の急速な進歩で性能を上げている電気自動車の存在がある。電気自動車は次世代の自動車たり得るのか。その可能性を検証した。

 アクセルを踏み込むと、ぐっと背中がシートに押し付けられ、ガソリン車では味わえないような強力な加速が始まる。しかも、エンジン音がほとんど高まることなしに。何とも不思議な感覚だ。

 ここは、JR新川崎駅に程近い、慶応義塾大学のK2(ケースクエア)タウンキャンパスの敷地内。それほど広い場所ではないのでスピードは出せないが、それでも、電気自動車の加速の強力さは十分体感できた。

 この電気自動車「Eliica」を開発したのは、同大学環境情報学部教授の清水浩氏である。「電気自動車は加速が悪いというイメージがある。それを変えたかった」と同氏はEliicaを開発した理由を語る。