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パソコンの始祖Alan Kay,人工知能の巨人Marvin Minsky,子供とコンピュータの研究者Seymour Papert--一時代を築いた3人が,子供とコンピュータのかかわりについて語った。2004年6月に開かれた国際会議「IDC 2004」でのパネル・ディスカッションから採録する。(本誌)

David Kestenbaum(司会,米National Public Radioの科学レポーター):皆さんはコンピュータや情報について語っていますが,そもそも何でコンピュータが必要なんでしょう?クレヨンや泥んこじゃダメなんですか?

Seymour Papert:コンピュータを情報を伝えるものと見なすなら,答えは簡単です。大昔,情報は口でしゃべって伝えるものだった。口伝えの限界を書き言葉が広げ,印刷技術はそれをもっと先へ進めた。コンピュータは,同じ流れの中の次のステップです。でも,それだけじゃない。コンピュータが教育に大いに役立つのは,単に情報を伝えるだけじゃなく,組み立てられるからです。子供はコンピュータを使って,すごく複雑で豊かな内容を作り上げることができる。