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日経ものづくり 万華鏡

プロジェクト儀右衛門、先人の夢をかなえる

154年前に製作された万年時計「万年自鳴鐘」のレプリカが動き始めた。東芝と国立科学博物館の主導で,約1年かかって複製した。東芝社長の岡村正氏(写真左下)も,かがみ込んでのぞくなどその出来栄えに感心しきり。レプリカの奥にあるオリジナルの作者は同社の創始者,田中久重。あるいは「からくり儀右衛門」の方がおなじみか。万年自鳴鐘は,6種類の時計のほか天頂部のプラネタリウムと鐘で,時刻とともにえとや二十四節気なども表す。一度ぜんまいを巻けば1年間動く設計だったが,ぜんまいが割れるなどして,実際には途中で止まってしまったらしい。

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優れた「技能」を 切磋琢磨で造り上げる

2005年3月11~14日,「第23回技能グランプリ」が開催された。30職種に446人が参加。製造業系では旋盤,フライス盤,機械組み立て,機械製図——の4職種の競技を実施した。各職種の1位の中から,特に優秀な成績を収めた選手に贈られる「内閣総理大臣賞」は今回,4人が受賞。その1人が,旋盤で1位となったデンソーの伊藤剛氏だ(写真右上)。旋盤では,支給された四つの材料を図面に従って加工し,はめ合わせる。競技時間は5時間半。旋盤は同一機種を利用するが,

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