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日経ものづくり 詳報

日野,大型車の体感シミュレータ導入
安全装置の効果を実感

当面は販促用途だが,設計支援への展開の可能性も

 日野自動車は,トラックなどの大型車の運転支援装置を模擬体験できる安全体感シミュレータを導入した。日本SGI(本社東京)が開発した。
 事故を疑似体験して運転支援装置の有効性を理解することで,衝突事故の防止や安全運転の重要性に対する意識の向上が期待できる。当面は,顧客などに安全装置の有用性を実感してもらうための販促ツールとして利用する予定だ。
 同シミュレータは,韓国Simuline社のシミュレーション装置をベースにした。キャビン内には,33インチ型のモニターが設置されており,表示する映像コンテンツに合わせて,キャビンが前後左右に揺れる。映像に合わせてキャビンが動く受動的な体感シミュレータのため,運転操作などのユーザーによる操作はできない。
 キャビンはXYZの3軸で回転する3自由度を持った構造。前後や左右に大きく傾けることで加速や減速感が得られる。小刻みに動かして振動させることも可能だ。シートベルトの巻き上げ装置「プリテンショナ」を付加してカスタマイズした。

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●シミュレータの映像