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ダイハツ工業は2004年12月、大分県中津市に設立した全額出資の生産子会社「ダイハツ車体」の車両組み立て新工場である大分(中津)工場の本格稼動を開始した。それまで群馬県の前橋工場が担当していた商用車「ハイゼット」のバンとトラック、およびハイゼットをベースとした1ボックスワゴン車「アトレー」の生産を移管した。

 「日本最後の車両組み立て工場」とも言われるダイハツの大分工場はなぜ設立されたのだろうか。ダイハツ車体常務の赤木機氏によれば、最大の理由は環境保全だという。「前橋工場は手狭で、周囲は住宅地のため、廃水処理施設を充実させるにしても、騒音対策を施そうにもスペースがなく、対策が難しい状況だった」という。十分なスペースを確保し、周辺の環境に配慮しながら、同時に「中国の低コストにも負けない」(赤木氏)効率的な生産ラインを作り上げるのが大分工場設立の狙いだった。