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日産自動車は2005年2月、報道関係者向けに開催した「先進技術説明会」で、4輪アクティブステアや自社製の燃料電池など、開発中の新技術を公開した。経営悪化で縮小気味だった日産の研究開発投資だが、最近の目覚しい業績回復に伴って大幅に拡充していることをアピールした。

 今回公開した「4輪アクティブステア」は、上級セダン「フーガ」で採用した後輪の切れ角を制御する「リアアクティブステア」に加え、前輪のステアリングギア比を可変にしたアクティブステアリングを組み合わせたもの。後輪操舵は、後輪を前輪と同じ方向に操舵することで、車体の横滑りを小さくし、走行安定性を向上させる効果がある。しかし、安定性が増す分、車体が向きを変えるのが遅くなる難点がある。アクティブステアリングと組み合わせることで、走行安定性と機敏な動きを両立することを狙った。