「第75回ジュネーブ・モーターショー」は、日本車メーカーの欧州市場重視の姿勢が目立った。トヨタ自動車は欧州戦略車「AYGO」を、ホンダは欧州専用にデザインした「Civic」のコンセプトカー、マツダは欧米市場の声を受けて仕様を強化した「ロードスター(欧州名:MX-5)」を出展した。
ホンダとマツダは主要車種の全面改良で、トヨタは低価格コンパクトカー市場を立ち上げるための戦略車の披露となった。このほか会場では、スポーティーなデザインを強調した車両、燃料電池車や水素ガス車、クーペ指向のSUVなどの出展もあった。