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大坪 文雄氏
松下電器産業 代表取締役専務
パナソニックAVCネットワークス社 社長


--松下電器産業にとってテレビはどういう位置付けの商品なのでしょうか。

大坪氏 家電メーカーは,テレビで魅力ある商品を打ち出せなければ,他の分野でナンバーワンの商品を出しても胸を張れません。AV機器で最もコアな商品がテレビだという信念があります。テレビという商品でナンバーワンになれないメーカーは,家電メーカーとして生き残れない。

 消費者が豊かになれば,リビング・ルームでより大画面でかつ高画質のテレビを見たくなるのは素直な要求でしょう。それを具現化できるのがPDPです。従って,AV機器で最もコアな商品であるテレビのために,大画面化が容易なPDPに向けてより大きな投資を他社に先駆けて実施する必要がある。それが兵庫県尼崎市に大規模なPDP工場を建設することを決定した理由です。

 既にPDPの製造工場だけで累計で2000億円近くの投資を行った。韓国Samsung Electronics社の液晶用第7世代工場と比べてあまり変わらない規模になる。2010年あるいは2020年に向けて,大画面テレビはPDPを主体にするんだという覚悟で事業を進めています。
(聞き手=本誌編集長,浅見直樹)