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中村 順平
日本画質技術研究所

LEDバックライトを採用した液晶テレビと,国内市場への製品投入が相次ぐリア・プロジェクション・テレビの画質を定量的に評価した。今回評価したLEDバックライト液晶テレビは,46型(対角117cm)以上の領域で5機種中2位に入った。ただし,色再現性では原色に近い部分で違和感が生じるため,広色域カメラとの組み合わせは良いが,現行のテレビ放送に対しては当面は色再現範囲を一部制限する必要がありそうだ。リアプロ・テレビでは,今回,上位2位以内に入る機種はなかった。大画面になるほど不具合が目立つため,画質改善が急務であると著者は指摘する。 (本誌)


 液晶テレビやプラズマ・テレビの市場拡大に伴い,LEDバックライトという革新技術を導入した液晶テレビや,リア・プロジェクション方式のテレビが,国内市場に相次ぎ投入された。こうした新方式の大画面フラットパネル・ディスプレイ(FPD)テレビの画質を定量評価し,従来方式の液晶テレビやプラズマ・テレビの最新機種と合わせてベンチマークした。

 LEDバックライト液晶テレビは,46型(対角117cm)以上で5機種中2位に入った。リアプロ・テレビでは2位以内に入る機種はなかったが,今後の画質改善に期待したい。

 全体的には,それぞれのデバイスや方式において指摘されていた課題の克服が進み,着実に画質が向上している様子をうかがうことができた。