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 有機エレクトロニクスの研究開発が活況を呈している。2005年3月29日~4月1日に開催された「第52回応用物理学関係連合講演会」では,有機素子を用いた電子デバイスの発表が相次いだ。有機エレクトロニクス関連の発表論文数は,前回の同学会に続いてSi系半導体分野を抜いてトップになり,関連するセッション会場は立ち見の観衆であふれていた。

 有機ELや有機太陽電池など従来からある代表的な応用に加えて,撮像素子や不揮発性メモリなどこれまで圧倒的にSi系素子が強かった分野でも多くの提案がなされた。いずれも有機素子なりの特性を生かして,Si系素子では難しい印刷による製造やセンサの大幅な小型化などにメドを立てた。