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ものづくりサーチ
調査テーマ・製品の長寿命化

高品質示し,ブランド力を向上

製品寿命を長くすれば,ブランド力を高められる—製品の長寿命化は,直接売り上げ増にはつながらなくても,市場からの信頼を得るのに有効な策といえそうだ。


 短期的な売り上げへの影響は少ないが,ブランド力の向上やそれによる長期的利益の増大が見込める—本誌の調査から,製品の長寿命化に対しメーカーがこんな効果を期待していることが分かった。
 製品のライフサイクルが短くなったといわれる中,一部の製品は保証期間を延ばす戦略を採っている。時代の流れに逆行しているようにも見えるし,買い替えサイクルが長くなって売り上げが低下するのではないかとの懸念も抱かせる。しかし,製品寿命を延ばすことは,品質の高さを示し,市場からの信頼を得るのに役立つととらえられている。

  自社製品は長寿命
 一般に製品の物理的寿命,つまり壊れるまでの時間はやや短くなっているか,さほど変化していないと考えられているようだ。図1は,市場に出回っている家電・工業製品についての,物理的寿命に対する印象。ここ3年で「長くなっている」と感じている回答者は1/5程度と少なく,「短くなっている」(約38%)と「変わっていない」(約37%)との回答が同程度を占める。