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日経ものづくり キラリ輝く中小企業

油圧配管継手のトキワ精機

造り方を根本から変えて
コスト3割減と差異化を実現

 フォークリフトやパワーショベルなど建設機械や産業機械の油圧配管継手は,製造に熟練技能を要する。しかし最近,加工技術を大幅にレベルアップさせた韓国や中国が大量に製造するようになった。人件費は日本の1/20程度だから,国内企業は普通のやり方では価格で太刀打ちできない。
 海外製品との競争では,少なくとも3割のコスト減が必要だといわれる。人員整理や規模縮小,工場移転や委託などで対応したメーカーも多い。
 油圧配管継手メーカー,トキワ精機(本社東京)は,従来品に比べて造り方を大きく変えることで,コスト削減に成功した企業だ。新しく開発した「まるみくん」は,コスト減だけでなく,高性能化・省資源化できた。その技術が認められ,平成15(2003)年度大田区中小企業新技術コンクール最優秀賞受賞,平成16(2004)年度東京都ベンチャー技術大賞の最終選考候補に残り,2005年1月には新機械振興賞も受賞した。

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●油圧配管継手と「まるみくん」
トキワ精機は管を曲げて造る「まるみくん」を開発した(aの右)。まるみくんのような配管継手は建機や産業機器で多用される(b)。