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20年以上続いてきたベンチマーク・テストの進化は,EEMBCという使い勝手のよいツールを生み出すことにつながった。アーキテクチャを変更可能なコアの登場や,低消費電力に対する機器設計者の注目が,ベンチマーク・テストのさらなる進化のキッカケとなりそうだ。(本誌)

Steve Leibson
米Tensilica,Inc.

 米EDN誌の記事を端緒とするベンチマーク・テストの発展は,同誌の編集者であるMarkus Levy氏が中心となって1997年に設立した「EEMBC(EDN embedded benchmark consortium,『エンバシー』と発音)」という形で結実した。EEMBCが目指したのは,組み込みプロセサの性能評価を念頭に,プロセサ上で動作するアプリケーション・ソフトウエアの分野で,正確で信頼のおける基準を設けることである。同氏は自身の唱えるコンソーシアムの理念に対し,マイクロプロセサやDSPのメーカー各社から幅広い支持を取り付けた。1998年の終わりの段階で,構成メンバーは21社に上った。