PR
 国内の地上/BS/110度CSデジタル放送で提供されるHDTV番組を,そのままで録画・再生できるパソコンがいよいよ登場した。富士通が2005年4月に発表した「FMV-DESKPOWER TX90L/D」および「同LX90L/D」である。

 テレビ放送の録画・再生機能は,個人向けパソコンの必須機能になりつつある。個人向けデスクトップ・パソコンの9割近くがテレビ・チューナ搭載モデルであるという調査結果もある。しかし,放送業界やハリウッドはパソコンを「コピー・マシン」として警戒している。電波産業界(ARIB)が発行するデジタル放送の運用規定では,PCIバスなどパソコンの汎用バスにHDTV映像を流す際には暗号化することを義務付けた。今回富士通が発表したパソコンに対しては,デジタル放送のデスクランブルに必要な「B-CASカード」の発行・管理を行うビーエス・コンディショナルアクセスシステムズが,同カードを発行した。HDTVでの録画・再生が可能なパソコンとして初めて放送業界からお墨付きを得たことになる。