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 「出荷直前までソフトウエアの検証を続けられる」,「マスクの修正費用が要らない」など,柔軟な機器開発を可能にするフラッシュ内蔵マイコン。車載用の高性能な32ビット品の分野だけでなく,マイコンの出荷金額の7割を占める8ビット/16ビット品の分野でも,急速に普及し始めている。フラッシュ内蔵品は,実は使い手の機器メーカーにメリットがあるだけでなく,作り手の半導体メーカーにとっても大きなメリットがある。

 新設コラム「Buyers' Guide 迷わない製品選び」の第1回となる今回は,こうした8ビット/16ビット・マイコン分野におけるフラッシュ内蔵品の製品動向を取り上げ,その部品購入に当たって,よくある誤解や製品選択のチェック項目を解説する。フラッシュEEPROMの書き換え回数,長期供給保証など部品選定の際のポイントは個別の機器によって異なるが,今回はさまざまな機器において共通の選択基準を中心に,製品シリーズ間の比較表を作成した。表中では,フラッシュ内蔵品のラインアップが数品種しかないシリーズ,および対象機器が限定され汎用性が低いと思われる一部のASSP品については省略した。 (進藤 智則)