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日経ものづくり 現代ものづくり考

大型冷蔵庫

「使いやすさ」「鮮度保持」
「清潔・脱臭」をとことん追求

高村 敦(電通・消費者研究センター 主管)

 大型冷蔵庫が人気だ。2004年は白物家電全体が好調で,4年ぶりに出荷金額で前年を上回った。冷蔵庫もその勢いに乗って売り上げを伸ばした形だが,ここ数年続いた低迷の反動で潜在的買い替え需要が顕在化したとみられている。中でも容量が401L以上の大型冷蔵庫が人気を集めている。
 2001年度には冷蔵庫全体に占めるシェアは出荷台数ベースで27%程度だったが,2004年度には36%に迫る見込みだ。日本電気工業会では,大型冷蔵庫は2005年度も台数ベースで2004年度比103.3%の伸長と予測,回復基調はまだまだ続く見通しだ。
 メーカー各社は消費者が注目し,しかも利幅の厚いこの市場に多種多彩で個性的な新機能を搭載した商品を送り出している。「省エネ・ノンフロン」といった環境性能はもはや当たり前の話で,現在は「使いやすさ」「鮮度保持」「清潔・脱臭」などが重要なキーワードとなっている。
日経ものづくり 現代ものづくり考
上段は右から順に,大型冷蔵庫の「R-SF42TPAM」(日立ホーム&ライフソリューション),「SJ-HV46J」(シャープ),「GR-W41FA」(東芝コンシューママーケティング),下段は右から順に,「MR-A41NF」(三菱電機),「NR-F461A」(松下電器産業),「SR-FS44J」(三洋電機)