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 「コンテンツの配布媒体としての光ディスクの役割は,Blu-ray DiscHD DVDで終わり」--2010年以降の各種の記録装置(ストレージ)はどうなっているのか。この問いに答えた多数の技術者の口から共通して出てきたのは,光ディスクの行く末にかかわる厳しい意見だった。光ディスクはこれまで,各種のコンテンツを配布するパッケージ媒体として広く普及してきた。CDは音楽,DVDはSDTV映像の配布媒体として活躍してきた。そして2005年末には,HDTVコンテンツの配布媒体としてBlu-ray DiscやHD DVDといった次世代光ディスクの市場が離陸する。

 しかし,さらにその次の世代は,配布媒体として立ち行かなくなる可能性が高いと多くの技術者が予見する。パッケージ媒体が利用される機会は徐々に少なくなり,一般消費者の前から姿を消していくとみる。次世代光ディスクが,ひと足先にこの波に巻き込まれる可能性さえある。そして光ディスクは,ネットワークの先でデータを長期保存する媒体としての道を探ることになる。