PR
LDPC符号は,その誤り訂正能力の高さから,超高速伝送の実現を狙うさまざまな次世代通信規格や高密度の記録装置などでの標準的な誤り訂正符号となる可能性がある。連載の第1回は,LDPC符号の基礎とグラフを使った定義法について解説する。(野澤 哲生=本誌)


和田山 正
名古屋工業大学
大学院工学研究科 助教授

 強力な誤り訂正符号であるLDPC(low-density parity-check)符号は最近,衛星放送規格DVB-S2や,より対線で10Gビット/秒の伝送をするための規格IEEE802.3anなどの次世代通信規格で採用が相次いでいる。本連載では,このLDPC符号に関して符号化/復号アルゴリズムの基礎,アルゴリズム実装時の留意点,符号の構成法,並びに最新トピックを解説する。