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無線端末のRF回路を,デジタル処理によって実現する「デジタルRF技術」が広がりつつある。CMOS技術で製造するため,ほかのデジタル回路と同じチップに集積しやすくなる。実用化で先行する米Texas Instruments Inc.に,技術開発の背景や今後の展望について解説してもらう。(堀切近史=本誌)

Bill Krenik
米Texas Instruments Inc.
Semiconductor Group, Wireless Terminals Business Unit
Advanced Architectures Manager

Peter Rickert
米Texas Instruments Inc.
Director of Platform Technology Development
TI Fellow


 我々は,無線端末のRF回路が担う処理をデジタル回路で実現するデジタルRF技術の研究開発に取り組んでいる。RF回路の基板面積や消費電力,コストの増加を最小限に抑えながら,新たな無線機能を追加しやすくすることを狙う。デジタルRF技術を導入したRF回路はCMOS技術で製造するため,ベースバンド処理回路といった周辺のデジタル回路を1チップに集積することも視野に入れる。