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日経オートモーティブ 新車レポート

TOYOTA Vitz
新プラットフォーム採用で
走りと安全性を高める

トヨタ自動車が2代目「ヴィッツ」を2005年2月1日に発売した(図)。 1999年に発売した初代ヴィッツは、発売後6カ月で10万台を販売して話題となったが、2代目は1カ月で3万1000台を受注した。 「コンパクトカー・ブーム」の火付け役である初代を超えそうな勢いで売れている。

 コンパクトカーのヒット車種「ヴィッツ」を全面改良するに当たり、開発責任者の柴原巧典氏(トヨタ自動車第2トヨタセンター チーフエンジニア)が考えたことは「全長を3750mmより大きくしないこと」だった。最近ではコンパクトカーを名乗りつつも大きなクルマが増えており、中には全長が4000mm近いクルマも販売されている。
 全長を長くすれば、室内を大きくできる。安全性の面でもクラッシャブルゾーンを広く取れるなど、なにかと有利。しかし、「コンパクトカーとしての良さ、あるいはヴィッツとしての良さというのは、車両サイズがコンパクトで扱いやすいことにある」(柴原氏)。
 一方で、ヴィッツよりもさらに小型の「パッソ」「ブーン」のような車種も増えてきた。このクラスも次第に大型化しており、並ばれてしまったらヴィッツは一つ下のクラスに入ってしまう。「クラスのど真ん中の一番いいポジションで、下のクラスと差異化できる数値。それが3750mmだった」(同氏)。

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図●新型「ヴィッツ」
ボディサイズは全長3750×全幅1695×全高1520mmで、ホイールベースは2460mm。初期型との比較では、全長で110mm、全幅で35mm、全高で20mm拡大、ホイールベースも90mm延長した。写真はスポーティーグレードの「RS」。