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日経オートモーティブ Inside Story

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 「らく」を追求したというブリヂストンの乗用車用ラジアルタイヤの新製品「Playz PZ-1」が、2005年2月から発売された(図)。Playzは同社にとって24年ぶりの大型新ブランドとなる。高性能スポーツ車向けブランドの「POTENZA」、高級車向けブランド「REGNO」に次ぐ第3の柱に育てていくことを目指している。
 ところで、Playzが目指した 「らく」とは、いったいどういう性能なのだろうか。人々が「楽である」と感じるとき、そこにはいろいろな状況があるはずだ。Playzの開発責任者であるブリヂストン タイヤ開発第2本部部長の山口裕氏は「らく」なタイヤを「ストレスのないタイヤ」と定義したという。確かに、筆者がPlayz PZ-1を装着した車両に試乗したときの印象は「不安なく、運転を楽しめるタイヤ」だということだった。
 「ドイツに駐在していた時、アウトバーンの工事区間で車線が規制されたことがありました。車線の幅が狭くなり、車線そのものも路肩に寄せられて湾曲している上、対向車との対面通行。それでいて時速100km/h程度で、トラックなどと肩を並べて2~3km走り続けることも珍しくありませんでした。そのことにすごくストレスを感じたのです」
 この経験が「ストレスなく走れるタイヤ」という発想の原点となった。
 「日本でも車線の狭くなっている道路があり、怖い思いをすることがあります。そうした所でもストレスなく運転できるタイヤを作れないだろうかと考えました」
 タイヤ開発技術者としての問題意識もあった。

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図●ブリヂストンの新型タイヤ「Playz PZ-1」 
  2005年の発売に先立ち、2004年11月に発表した。