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最先端のエレクトロニクス技術が最新の医療機器に向けて次々と開発されている。医療現場を取り巻く環境の変化などによって,新たなニーズが生まれているためだ。そこでエレクトロニクス・メーカーは医療機器という土壌に技術の種をまき,将来,民生機器にも流用できるワザを培うことを狙う。

第1部<広がる土壌>
先端技術が載る医療機器で
民生向けのワザをはぐくむ

分解能が16ビット,あるいは標本化速度が170Mサンプル/秒のA-D変換器IC。画素数が2560×2048,あるいは1786階調表示の液晶パネル…。現在の民生機器向けに利用するには,はるかに高性能なこうした最先端のエレクトロニクス技術が,最新の医療機器に向けて続々と開発されている。

第2部<実用段階へ>
これが最新の電子技術
目指すはきれいに小さく

最新の医療機器に向けて,さまざまなエレクトロニクス技術の開発が進んでいる。「きれいに」「小さく」という,最近の医療機器のニーズを実現する技術である。「きれいに」に向けてはディスプレイ,A-D変換器IC,信号伝送,SiPなどの技術,「小さく」ではモータ制御やカメラといった技術が,その一例である。

第3部<将来を見据えて>
撮像素子やMEMSで人工感覚
早期診断にはレーザやLED

将来の医療機器に向けて,病気や事故などで失った機能を取り戻す技術や,早期診断・早期治療の促進を目指す技術に注目が集まっている。これらを実現するためにも,最新の電子技術は必要不可欠である。失った機能を取り戻すことに関しては,視覚や触覚,聴覚といった感覚を人工的につくり出す研究が盛んだ。