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パイオニアは,複数の指標で業界最高性能を実現したPDPテレビを開発した。発光効率は2.2lm/Wまで高まり,消費電力を大幅に抑えた。黒輝度は従来品の1/4に大幅低減し,暗所コントラスト比は4000対1に向上した。さらに,部品点数を削減したことでコストダウンも実現した。今回開発したのは画素数が1280×768のXGA品であるが,このパネルに採用した技術は,1920×1080画素のいわゆる「フルHD」の映像を表示するパネルを高い性能水準で製品化する切り札にもなりそうだ。例えば50インチ型のフルHD対応パネルにおいて,2lm/W前後の発光効率を達成できる可能性があるという。本稿では,パネル性能を大幅に高めた主要技術である「クリスタル・エミッシブ・レイヤー」と呼ぶ材料層の 開発経緯や,その特性などについて同社の開発担当者が解説する。(小谷卓也=本誌)

尾谷栄志郎
谷口均志
坂上治
徳永勉
井手茂生
打土井正孝
佐藤陽一
パイオニア技術開発本部PDP開発センター