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 これまで半導体の製造拠点として世界に君臨してきた台湾が,LSI設計の拠点としても存在感を発揮せんとする動きがいよいよ現実のものとなってきた。2005年11月に開催される半導体関連の国際学会「IEEE Asian Solid-State Circuits Conference(A-SSCC) 2005」では,136件の全発表における約半数の62件を台湾勢が占めることが明らかになった。これは日本の25件,韓国の21件を大幅に上回る。  A-SSCCは今回が初開催だが,主催者の米IEEE Solid-State Circuits Society(SSCS)がアジア版の「International Solid-State Circuit Conference(ISSCC)」と位置付ける,肝いりのイベント。そのA-SSCC 2005で台湾勢の発表件数がずばぬけることになったことについて,プログラム委員長を務める東京大学 国際・産学共同研究センター 教授の桜井貴康氏は「事前の想定を超えた」と驚きを隠さない。