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日経オートモーティブ 技術レポート

Mercedes-Benz新型Sクラス
ブレーキアシストにレーダ活用
プリセーフ機能を大幅強化

 DaimlerChrysler社のMercedes-Benz部門は、新型「Sクラス」を2005年秋に発売する。2種類のレーダで車間距離を検知し、ブレーキアシストとプリクラッシュセーフティに活用するなど安全性を大きく進化させた。

 新型Sクラスは、1998年に登場した従来モデルから7年ぶりのモデルチェンジとなる(図)。ボディサイズを拡大し、安全および快適装備を充実させた。排気量3.2Lの「S350」と5.0Lの「S500」を2005年秋から、6.0Lの「S600」と3.0Lディーゼルの「S320CDI」を2006年から発売する。
 ボディサイズは全長5076×全幅1871×全高1473mm、ホイールベース3035mmと、従来モデルより長さ33mm、幅16mm、高さ29mm、ホイールベースを70mm拡大した。価格はS350が7万760ユーロ(1ユーロ136円換算で約962万3000円)から。

ブレーキアシストはレーダと連携
 新型Sクラスの特徴は、2種類のレーダを利用したブレーキアシストおよびクルーズコントロール、ブレーキアシスト連動のプリクラッシュセーフティ、快適性と安全性を高めるシート、赤外線を使った夜間視認装置などだ。
 ブレーキアシストとクルーズコントロールでは、77GHz帯のミリ波レーダと、近距離用の24GHz帯のマイクロ波レーダを組み合わせた。77GHz帯のレーダは三つ搭載し、9度の角度で150m先までの車両を検知できる。ただ、カーブに差し掛かった際などに車両を検知しにくいため、新たに24GHz帯のレーダを二つ搭載した。

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図●Mercedes-Benzの新型「Sクラス」