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 デジタル民生機器市場の活気を維持し,さらに発展させるための「次の一手」は何か—。2005年10月4日~8日に千葉県の幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2005」は,その答えを見つけ出そうという来場者であふれた。

 その背景には,デジタル民生機器の技術開発が踊り場を迎えていることがありそうだ。CRTテレビを量販店の売り場の隅に追いやって久しい薄型テレビは,急速に成熟商品になろうとしている。ここ数年注目を集めていた次世代光ディスク装置や,地上デジタル放送を受信できる携帯電話機は,2006年に始まる本格的な販売を控え,話題の中心が技術から製品仕様へと移った。

 そこで今回のCEATECで来場者の注目を集めたのが,部品メーカーや家電メーカーが展示した,さまざまな要素技術である。薄型テレビ向けパネルや,携帯電話機に搭載する燃料電池,ノート・パソコンに組み込める薄型の次世代光ディスク装置,各種の通信モジュールなど来場者の興味は多岐にわたる。自分が今後開発する機器への採用を想定してか,説明員がたじろぐほど細かい質問をする来場者もいた。